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営業と技術のお仕事はどちらが大変?

philosophy misc

営業さんと技術さんとの飲み会でのある話題です。

営業は数字があがらないと解雇されることがあるけど、技術はそういう心配がない

営業さんに悪気があったわけでもなく、技術さんが嫌味を言ったわけでもないのですが、飲み会だったので、そんなようなお話になりました。営業は毎月、数字が課せられるので厳しい、技術は開発さえやっていれば一方的に会社から解雇されることはないと言うのです。この側面のみで言えば、確かに営業さんの方が厳しい世界で勝負していて、技術はお仕事してるのかしていないのか、よく分からなくても何とかなりそうな雰囲気がします。

当然、私も技術さんも「いやいやいや」と各々の持論で反論しました。ここで、タイトルにある「営業と技術のお仕事はどちらが大変?」という質問の回答を断言すると、

どちらも大変


だと私は思います。よって、この議論で不毛であり、議論する必要性もなければ、得られる有意義な見解もないと私は思います。しかし、この手の議論は感情論でついつい盛り上がりますね(^ ^;;

数字で評価されることが厳しいというのは1つの側面ではありますが、他にも様々な側面があります。その時、私が思ったことは以下の内容です。

技術のお仕事を評価する(客観的)数字がないのは逆に悩ましい


特に開発は、戦略的な開発(赤字でもノウハウや実績を得るためにする)やパッケージ開発(潜在ニーズの具現化)など、営業さんのように必ずしも短期間に売上のような数値化が難しい場合があります。また、技術レベルやコード品質に個々人のバラツキがあり、納期よりも早く開発したから良いとか、たくさんコードを書いたから良いとも言えません。自分がさぼっていると指摘されない代わりに、自分が頑張っているとも(客観的に)主張できないのです。

以前、勤めていた会社で経営者が技術者に営業努力をするように働きかけてこんな事を言いました。

営業が売ってこなければ会社は倒産するんだ、
技術がいくら良いものを開発してもしょうがないんだ


これはもちろん正しいのですが、経営者や営業さんがこういう事を技術者に言っては絶対にダメな気がします。だったら、経営者や営業さんが、コードを書いたりデバッグしたりするのかという不毛な議論になるからです。要は自分が出来ることに対して、他人が出来ないもしくはやらなかったとしても、その点のみを言及して他人を責めてはいけないと私は思います。

もう1つ私が「あっ」と思った出来事があります。以前、祐川さんのモチベーション研修を受講したことがあります。その際、自分のアピールポイントを書くワークがありました。私は「休まない」と書きました。意図としては、病気に強いとか、運用がどれだけトラブっても逃げないとか、納期に成果物が完成していなくても会社へ行くとか、忍耐力をアピールしてみました。これは全然ダメな例の1つで、平日に会社を休まないのは業務として当たり前のことで、顧客から見たら何もアピールポイントではないのですね(^ ^;;、他にも顧客へ親切に対応するとか、挨拶をするとか、1日50件顧客先に訪問しますとか、たまたま周りと相対的に比べたときに自分の方が出来ることをあげてしまいがちです。

自分自慢は良いけど、それで他人を責めていないかを考慮するようになってきました。

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