(翻訳) GitLab 社で働くのはどのようなものだったか

本稿は Yorick Peterse 氏によって書かれた次の記事の日本語翻訳です。著者に翻訳の許可を得て公開しています。 yorickpeterse.com また本稿は DeepL Pro を使って下訳したものに手を加えています。日本語翻訳の不具合または誤訳については Yorick Peterse …

(翻訳) ストーリーポイント再考

本稿は Ron Jeffries 氏によって書かれた次の記事の日本語翻訳です。著者に翻訳の許可を得て公開しています。 ronjeffries.com また本稿は DeepL Pro を使って下訳したものに手を加えています。日本語翻訳の不具合または誤訳については Ron Jeffries 氏では…

(翻訳) ビッグテックのプロジェクトマネジメントとスクラム不在の謎

本稿は Gergely Orosz 氏によって書かれた次の記事の日本語翻訳です。著者に翻訳の許可を得て公開しています。 blog.pragmaticengineer.com また本稿は DeepL Pro を使って下訳したものに手を加えています。日本語翻訳の不具合または誤訳については Gergely …

見積もりをがんばらない

スクラムを開発方法論に採用しているチームで開発者をしています。最近たまたま見積もりについての話題がチームであがり、私の経験や考えを整理してみる機会にしようと考えました。お断りとして、本稿の考え方が正しいと主張する意図はありません。世の中に…

アジャイル開発とスクラム 第2版 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

www.shoeisha.co.jp 最近、開発方法論や組織論に関心をもっています。2020年改訂スクラムガイド を読んだり、実際に業務でもスクラムを実践している開発チームで働いています。しかし、まだスクラム開発者として働き始めて2ヶ月なので新人です。これまで私は…

More Joel on Software

www.shoeisha.co.jp 過去にアリエル・ネットワーク (以下アリエル) という会社で働いていました。これはもう10年前の話で、アリエルはオンプレミスで運用するパッケージベンダーの会社だったので、昨今の SaaS のようなプロダクト開発とは状況が大きく異なり…

エラスティックリーダーシップ――自己組織化チームの育て方

最近出版された本ではありませんが、じっくり読む機会があったので簡単に所感をまとめてみます。購入したのは約1年前でした。それから積ん読していて、読み始めてからも時間のあるときに少しずつ読み進めて1ヶ月ぐらいかかりました。 www.oreilly.co.jp 買っ…

できる 仕事がはかどるPython自動処理 全部入り。の第5刷が決定しました

昨年、ビジネスパーソン向けの Python 本を執筆したことを書きました。 t2y.hatenablog.jp おかげさまでまだコツコツと売れているようです。本書を購入していただいた方々、ありがとうございます。 このたび、第5刷の重版が決定しました。 【第5刷】7月17日…

Pythonハッカーガイドブック -達人が教えるデプロイ、スケーラビリティ、テストのコツ-

マイナビ出版 さんから献本していただきました。ありがとうございます! book.mynavi.jp 本書は初学者向けではなく、Python である程度プログラミングができるようになった後にスキルアップするための、中級者向けの書籍になります。昨今の流行りから言うと…

できる 仕事がはかどるPython自動処理 全部入り。の第4刷が決定しました

昨年、ビジネスパーソン向けの Python 本を執筆したことを書きました。 t2y.hatenablog.jp おかげさまでまだ売れ行きは好調なようです。本書を購入していただいた方々、ありがとうございます。 このたび、第4刷の重版が決定しました。 【第4刷】3月16日(月…

できる 仕事がはかどるPython自動処理 全部入り。の第3刷が決定しました

先日、ビジネスパーソン向けの Python 本を執筆したことを書きました。 t2y.hatenablog.jp おかげさまで書店ならびにオンライン書店でも好調な売れ行きであるそうです。本書を購入していただいた方々、ありがとうございます。 このたび、第3刷の重版が決定し…

Python で Unicode 正規化 NFC/NFD の文字列を扱う

先日、ビジネスパーソン向けの Python 本を執筆したことを書きました。 t2y.hatenablog.jp 本稿では本書のことを「できるPy」と呼びます。 Amazon でいくつかカスタマーレビューもいただいて次のコメントをみつけました。 python3.7 対応ということで、pathl…

できる 仕事がはかどるPython自動処理 全部入り。を執筆しました

インプレスから「できる」シリーズの Python 版として発売されました。著者の1人として執筆に関わったので紹介します。 book.impress.co.jp 名前が長いので本稿では本書のことを「できるPy」と呼びます。誰も聞いていませんが、ハッシュタグは #dekiru_py で…

これからはじめる SQL 入門

レビューに参加した経緯で 技術評論社 さんから献本していただきました。ありがとうございます! これからはじめる SQL 入門 SQL とはなにか 本書は「データベースを操作するための言語」として、RDBMS とその実行環境として PostgreSQL を使って SQL 入門を…

達人プログラマーの新装版がでたので読み直してみた

オーム社 さんから献本して頂きました。ありがとうございます! 新装版 達人プログラマー 職人から名匠への道 原著は1999年10月20日に出版されたそうです。このブログ記事を書いているのが2016年11月なので17年前に書かれたことになります。元の出版社である…

Python と型ヒント (Type Hints) と #pyconjp

先週末は PyCon JP 2015 に参加してきました。 どうでも良いことですが、たまたま会社がシルバースポンサーになっていましたが、参加そのものは個人でした。結果的には会場に会社ブースもあったため、そこでお手伝いもしつつの参加となりました。私以外には…

Python とマクロ、代数的データ型

前回はマクロの概要と Python でマクロを実装するための仕組みについて説明しました。 Python とマクロ、インポートフックと抽象構文木 - forest book 動作原理を理解した上で実際にマクロでどういったことができるのか、MacroPy というライブラリで提供され…

Python とマクロ、インポートフックと抽象構文木

どちらがきっかけだったのか忘れてしまいましたが、wikipedia:メタプログラミング か wikipedia:抽象構文木 について調べているうちに マクロ が出てきました。私の中では、マクロと聞くと、C 言語の、プリプロセッサ (コンパイルの前処理) でコードに置き換…

Python と型ヒント (Type Hints)

先日、Python の静的型チェッカーとして mypy を紹介しました。 mypy で静的型付け Python プログラミング - forest book 私には難しくてまとめきれないため、Guido が参照している漸進的型付け (Gradual Typing) も含め、また別の機会に、、、。 とか言って…

アリエル・ネットワークを退職しました

今月末をもって2年4ヶ月働いたアリエル・ネットワークを退職することにしました。あるとき同僚とお昼ご飯を食べていて、私より後に入社した2人の同僚が私のブログを読んで入社を決意したという話を聞きました。 アリエル・ネットワークに入社しました - fore…

mypy で静的型付け Python プログラミング

Pythonへの型アノテーション導入を目指すGuido van Rossum氏mypy の型アノテーションの構文を Python に取り込もうとメーリングリストで提案したニュースが話題になりました。今夏に話題になったニュースを今冬にフォローするという季節外れ感ですが、ずっと…

Python3 プログラミング勉強会の補足

先日、Python3 プログラミング勉強会 を開催しました。以下に資料の中で引用したサンプルコードを置いておきました。 t2y / misc / source / python3_programming — Bitbucket ちなみにこういったサンプルコードをアップする前に pep8 と flakes と doctest …

Ubuntu 14.04 で vim パッケージをリビルドする

Ubuntu 14.04 で vim をインストールすると python3 インターフェースが無効になっています。python3 インターフェースを有効にするために deb パッケージをリビルドしてみます。vim の拡張機能をチェックするには以下のようにバージョンを表示します。 $ vi…

考える生き方

極東ブログ の著者の著書を読んだ。それまでブログの存在は知っていたし、twitter 経由でリンクから記事を読んだことも何度かあった。著者がアルファブロガーの1人だということも知っていた。著者のブログである記事の内容を覚えている。いま見返すと、2年前…

パーフェクトPython

Python3 に特化した専門書という位置付けですが、(Python3 に関した) 言語仕様やその変更、ライブラリの詳細の違いなどを除けば、Python2 でも活用できる知識が大半です。まだ Python2 しか使っていないという方でも十分に役立つ内容だと思います。ただ、本…

リーダブルコード

うろ覚えですが、学生の頃、プログラミングの勉強をしていて、どこかのサイトに 1000 行以上のコードを書いてみるとその言語のプログラミングの雰囲気が分かるといった内容が書いてあったような気がします。本書は特定の言語に依存した内容ではありませんが…

Subversion で svn:externals (外部参照) を設定する

Subversion は、シンボリックリンクをサポートしています。例えば、あるユーティリティモジュールがあり、それを複数のプログラムから使いたい場合、シンボリックリンクを使うと便利です。 シンボリックリンクの作成 試してみましょう。テスト用のリポジトリ…

アリエル・ネットワークに入社しました

9月からアリエル・ネットワーク (以下アリエル) に入社しました。以前、アルバイトで3ヶ月半ほどお仕事していました。以下はそのときの手記です。 アリエル・ネットワークでアルバイトをしてきました - forest book さて、最近こんなツイートを見ました。最…

Pyramid ベースの軽量 CMS フレームワーク Kotti の紹介

ここ最近 Kotti アドオンの開発を行っていました。Kotti は、Pyramid の上位でアプリ開発を支援するフレームワークです。いまのところ、軽量 CMS として開発が進められています。Kotti を紹介するウェブサイトも構築されています。まだ概要程度の情報量です…

ローカル環境で複数の Sphinx ドキュメントを参照する

最近の Python パッケージは、Sphinx でドキュメントが書かれていることが多いです。Sphinx でドキュメントが書かれているなら、そのパッケージのソースをクローンしてきて、ローカルでドキュメントをビルドするのも簡単です。私の場合、そのときの開発に用…