(第1回)Zope/Plone開発勉強会
(第1回)Zope/Plone開発勉強会に参加してきました。
タイムテーブルは以下のような感じです。
- 11:00-11:30 自己紹介とか
- 11:30-12:00 やること決めたり準備とか
- 12:00-13:00 昼食
- 13:00-17:00 もくもくと開発
- 17:00-18:00 成果発表(できたとこまで)
- 18:00-18:30 後片付け
- 18:30- 打ち上げ(いける人で)
最初に自分がやることを発表します。私は「Plone をイチカラ」ということで先ずはインストールして触ってみることを目標に始めました。
開発環境は CentOS 5.3 で行います。zope/plone パッケージが CentOS のリポジトリにはないようなので、Fedora EPEL の yum リポジトリからインストールします。必要なときだけ EPEL リポジトリを使用するために enabled の設定を変更しておきます。
# lsb_release -a LSB Version: :core-3.1-ia32:core-3.1-noarch:graphics-3.1-ia32:graphics-3.1-noarch Distributor ID: CentOS Description: CentOS release 5.3 (Final) Release: 5.3 Codename: Final # wget http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/Fedora/epel/5Server/i386/epel-release-5-3.noarch.rpm # rpm -ivh epel-release-5-3.noarch.rpm # vi /etc/yum.repos.d/epel.repo enabled = 0
リポジトリの設定が完了したら、Zope/Plone をインストールします。依存関係で他にも幾つかのパッケージがインストールされます。
# yum --enablerepo=epel -y install plone zope # rpm -q zope plone zope-2.10.7-1.el5 plone-3.1.6-1.el5
先ず何をして良いのか分からないので、
JZUG さんのチュートリアルをやってみます。
Zope を起動してみる
パスを設定して実行してみます。
# rpm -ql zope | grep runzope /usr/lib/zope/skel/bin/runzope.bat.in /usr/lib/zope/skel/bin/runzope.in /var/lib/zope/bin/runzope /var/lib/zope/bin/runzope.bat # ZOPEHOME=/var/lib/zope/bin/ # export PATH=$PATH:$ZOPEHOME # runzope /usr/lib/zope/lib/python/zope/configuration/xmlconfig.py:323: DeprecationWarning: zope.app.annotation has moved to zope.annotation. Import of zope.app.annotation will become unsupported in Zope 3.5 __import__(arguments[0]) /usr/lib/zope/lib/python/Products/GenericSetup/registry.py:744: DeprecationWarning: Version for profile Products.CMFActionIcons: actionicons taken from version.txt. This is deprecated behaviour and will be removed in GenericSetup 1.5: please specify the version in metadata.xml. DeprecationWarning) ~~snip~~
ワーニングがたくさん出ましたが起動しているようです。細かいことは気にせずに次へ進みます。起動させたホストの 8080 ポートへアクセスすると "Zope Quick Start" という英語のページが表示されたので成功しているようです。
Zope の管理画面 ZMI(Zope Management Interface) へアクセスします。ユーザとパスワードを聞かれます、、、はて? yum でインストールしたのでそれらを設定した記憶がありません。
# less /usr/share/doc/zope-2.10.7/INSTALL.txt ~~snip~~ http://yourhost:8080/manage You will be prompted for a user name and password. Use the user name and password you provided in response to the prompts issued during the "make instance" process. ~~snip~~
INSTALL ドキュメントを見ると、"make instance" で作成したユーザでログインするようなことが書かれています。本来は、インストール後に Zope の実行環境(Zope)を作成しないといけないようです。
# cat /etc/sysconfig/zope ZOPE_INSTANCES="/var/lib/zope"
デフォルトでは、Zope インスタンスは "/var/lib/zope" に作成されるようなので、それにあわせて作成してみます。
# rpm -ql zope | grep mkzopeinstance /usr/lib/zope/bin/mkzopeinstance.py # /usr/lib/zope/bin/mkzopeinstance.py Please choose a directory in which you'd like to install Zope "instance home" files such as database files, configuration files, etc. Directory: /var/lib/zope Please choose a username and password for the initial user. These will be the credentials you use to initially manage your new Zope instance. Username: t2y Password: Verify password: # cat /var/lib/zope/inituser t2y:{SHA}JITfbfW8HYCyoO1hZDOjrFCBtIA=
再度、Zope の管理画面 ZMI へアクセスするとログインできました。
一般ユーザを追加します。acl_users を開き、Add... ボタンをクリックして、以下のようなユーザを追加します。
Zope のインストールはこれで完了です。
Plone を起動してみる
Zope のインストールは完了したので Plone をセットアップします。Plone は、Zope アプリケーションサーバ上の CMS(Content Management System) としても機能しますが、アプリケーションフレームワークとしての側面も持っています。
先ほどは Zope の管理画面 ZMI からユーザの追加を行いました。コマンドラインでも以下のようにして zope ユーザを追加することができます。また、runzope コマンドを手動で実行せずに service コマンドで起動させます。
# zopectl adduser zope zope # service zope start zope を起動中: [ OK ]
管理画面にアクセスして、Root Folder のプルダウンから Plone Site を選択します。
ID と Title を入力して "Add Plone Site" ボタンをクリックします。
myplone のページで view を選択すると、welcome 画面が表示されます。別画面で開くとその URL を確認することができます。
リファレンス:
dev blog/CMS インストールガイド
余った時間で本読みしてました。
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